2018_05
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(Sun)14:58

サツキ はなびん

サツキはツツジ科ツツジ属の常緑低木で、樹高は30~100cm程になり
披針形の葉が数枚ずつ互い違いに付き、枝先に3~5cm程度の
ろうと状の花を咲かせます

サツキは最も育てやすい花木のひとつで、交通量の多い道路沿いにも
植えられていることから、その強健ぶりが分かります
初心者でも盆栽に仕立てることが容易で、すぐに幹を太らせてくれる

江戸時代から品種改良が続けられているだけあり、一般の愛好家でも
人工授粉による交配にチャレンジできまる
入門種でありながら、サツキには奥深い世界が広がっている
和のイメージが強いさつきですが、意外と洋風の庭にもよく似合います


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サツキの正しい呼び名は「サツキツツジ」
名前の示す通りツツジの一種なので両者はよく似ている

見分け方はまず花の大きさ、2~3cmにとどまるサツキに対し
ツツジは5~7cmと大きくなる
葉の大きさもサツキの方が小ぶりです

開花時期はツツジの方が早く3月~4月、ツツジの終わった頃の
4月末~5月にかけてサツキが咲き始める



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サツキの名前の由来は、5月・皐月(サツキ)に咲く花であることから
つけられたと言われている
同じ時期の風物詩のホトトギス(杜鵑、不如帰)から、サツキには
「杜鵑花(とけんか)」という別名もある
中国ではツツジとサツキをひとくくりにして「杜鵑花」と呼ぶそうです
李白の残した『宣城見杜鵑花』という詩には
「宣城の都で杜鵑花を見ると、故郷・蜀で聴いたホトトギスの声を思い出す」と
郷里に対する切々とした思いが詠まれています

サツキは「岩つつじ」という名前で万葉集に登場します
ツツジ科の中でも岩場に性質が強かったため、この名になりました
和泉式部のよく知られた歌にも
「岩つづじ 折り持てぞ見る 背子が着し くれなゐ染の 衣に似たれば」とあり
愛する人の着ていた衣と、手折った岩つつじの赤いイメージが鮮烈に描かれています
他にも、従者が亡き草壁皇子への思いを詠んだ「
水伝う 磯の浦みの 岩つつじ 茂く咲く道を またも見むかも」という歌などがある



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先週、母の病院の帰り道、長いこと探していた花海棠の苗木がないかと
立ち寄ったお店で目に留まったサツキ はなびん

栃木県鹿沼市の 渋江(しぶえ)さつき園 にて生まれたサツキ はなびん
立山の舞 と 星の輝 という品種を交配させた

サツキでは珍しい切れ目の深い細弁、胡蝶咲き、中輪
紅紫色地に純白の大小絞り
半落葉樹で、5月中旬から6月上旬に美しい花を咲かせる



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育て方

用途 : 鉢植え、盆栽、庭植え

場所 : 日当りを好む

用土 : 弱酸性で排水、保水の良いもの

肥料 : 固形発酵油かす

水やり : 水分を切らさないように



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科属名 : ツツジ科 ツツジ属 常緑低木

学名 : Rhododendron indicum

原産地 : 日本

別名 : 杜鵑花(トケンカ) 皐月躑躅(サツキツツジ)

英名 : Satsuki azalea

花言葉 : 節約 節制 貞淑 幸福 協力を得られる



参照・・・LOVEGREEN サツキ 





C.O.M.M.E.N.T

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